はじめての中学受験
1年生の頃から、通知表はオールA。
出色は体育で、持久走大会やなわとび大会など校内行事は、常に優勝争い。
3年生のなわとび大会では、一学年100人前後いるなか、男女総合で、ぶっちぎりの1位を獲得したムスメ。それも2種目制覇。
体力テストでは、県から表彰もされました。
3学期の通知表を渡すとき、先生はひとりひとりに「次はココをもっとがんばろうね」などコメントをしていたそうですが、ムスメには、「なにもかもよくできていますね」とおっしゃったそうな。
・・・そんなムスメも、中学受験の世界では凡人なワケでw
特に中学受験用の算数に苦しんでいる。
その様子を見ると、中学受験勉強さえなければ、あとは学校も習い事も吹奏楽部もすべて順調なのに、なんだかかわいそうな気もしてくる。
・・・という母親としての葛藤する心をラクにしてくれたのが、この本。
たとえば、小4算数で習う和差算の解法に「線分図」というものがあります。小4の生徒の中には、これを理解するのにかなり苦労する子もいます。
おおっ、まさにウチ!!
しかし、小6くらいでこの和差算を理解するのには、どの子もたいして時間がかかりません。
えっ、そうなの!?
作者が語るに、脳の発達段階を見極めれば学習効果は高まる。逆に早くから始めたことで、できない、と抵抗感を覚え、成績がさがる弊害があるとのこと。なぜ小5で成績が下がるのか、と説明は続きます。
そのほか、塾の「大量の課題がもたらす深刻な事態」に具体例をあげ、難関校入試の「応用問題」に強くなるためには、量をこなせば解けるようになるのは誤解だといいます。
「志望校に合格するには、学習量を減らしなさい」
宿題はテキストの「基本問題」のページのみをやる
と、ちょうど最近、ムスメには(時間が足りないからだけど)そういう方針でいこうと考えていたところに、納得のいく説明があり、母として安心した次第。
4年生のうちは、このまま、のんびりペースでやっていこうか。
(まあ、すぐ不安になってくるだろうけどw)
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