中学受験に向く子、向かない子
「中学受験をしようか迷っている方に」という本なので、手にとったみた。
必要なことは、「家族のサポート」(だろうね…)そして、子どもの「自分を信じる力」だそうで。そのために「ルールブック」を作り、都度、親子で話し合い、それを一冊のノートに書いていきましょう、という提案。
その他、「テストノート(間違った問題のやり直し用)」、「年間スケジュール」、「月間スケジュール」、「週間スケジュール」、「生活スケジュール」を作り、各ツールを有効活用しましょう、とのこと。
キモは、親子で話し合って作成し、できたことできなかったことをチェック、1ヶ月ごとに反省会をひらき、軌道修正をはかりましょう、と。
ここまで読んで、「家族のサポート」には相当の几帳面さが求められるのに、おののく私。。。
「中学受験のいちばんの失敗例は、お子さんが『親の言うとおりに遊びたいのも我慢して勉強したのに志望校に落ちた』という屈折し挫折感を持つことです。」
こ、こわ~~・・・・・・・・・。
4年生のうちは基礎だけやっておく方針とはいえ、それでも中学受験用の勉強時間が日々を圧迫しているわけで。
たとえば昨日。春休みに突入したけれど、午前中は吹奏楽部の練習。帰宅、昼食後、とりあえず算数を1回分終わらせてから遊びにいこうと計画するも、結局、なかなか問題を解き終わらず、1時から夕方6時まで、なんと5時間もダラダラ算数のみをやっていたムスメ・・・。
なにをそんなにかかっているのかと回想するに。
実は我が家には幼稚園年少の妹がおりまして。春休みになりいつも忙しい姉が昼間からそばにいるのがとても嬉しい様子。「いっしょに遊ぼう~」とついてまわっています。
そこで勉強をさせたい私は、妹にも公文の幼児用ドリルを渡し、一緒に勉強させることに。しかし、妹がドリルを1ページ終わらせると、ムスメは、自分が公文教室の先生にやってもらうように、やさしく大きな花丸を描いて、「よくがんばったね」とコメントまで書き添えていたりする(!)。幼児用ドリルなので、次々短時間で終わる→そのたびに花丸作業→私、妹を引きはがす
いつのまにやらイラスト系のドリルをわたしの隣りで始める妹→完成するたびに姉に見せにいく→ムスメ「うわ~上手に描けたね!!」と心からの褒め言葉を惜しみなく与える→自分でもなにか絵を描きたくなり、いつのまにか姉妹でお絵かき
一応、妹を定期的に引き離すものの、母の心情として、年の離れた姉妹で、やっと赤ちゃん時代から脱却して、姉とそこそこ対等に遊べるようになったのが最近であることもあり、ふたり仲良く遊ぶ姿をみることに幸せを感じるわけで。
しかし中学受験の勉強というのは時間をかなり取られてしまうものであり、吹奏楽部をはじめ各種習い事も続けているムスメには、妹との遊びの時間を削減するしかないような・・・。
・・・とここまで書いて、分かった。
そうか、やっぱり著者のいうスケジュール管理をすれば解決するのでは。。。
面倒だけど、スケジュール表を作るか・・・メンドーだけど・・・ああ、いま親である私が試されているのね・・・・。
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